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短編3作品。特に1作目の肝っ玉母さんのが素晴らしい。星4。
S・ローレン、M・マストロヤンニが共通して主演する、3話からなるオムニバス。妊娠中の女性は法を犯しても罪を免れるため、夫に頑張らせて妊娠し続ける主人公を描く第1話「アデリーナ」。第2話「アンナ」では、富豪の人妻の、若い青年との浮気の代償を描き、そして第3話「マーラ」では、美しい女性に溺れた神学生の顛末を描く。(www.discas.net)
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かなりやってしまった感がある。原作見てないとさっぱり分からない、原作見ててもこの脚本は無しだろと思う出来。雰囲気を出そうとした努力は分かるけど。原田知世、田中麗奈はいい感じ。星1.5。
昭和20年代末の東京。雑司が谷にある大病院に奇妙な噂が。なんと院長の娘が20ケ月もの間妊娠、しかも娘の夫が忽然と姿を消したという。さらにこの病院で新生児が姿を消したり、元看護婦が謎の死を遂げたりも。これらすべての事件を古本屋の店主であり陰陽師でもある京極堂が解いていくことに……。
日本らしい伝説と禍々しさが作り上げた、なんともいえない不気味さ漂うミステリー。そこに実相寺昭雄監督らしいケレン味たっぷりの劇的演出(例えば歩いていく姿にピンスポットがあたったりする)が効果的に取り入れられ、まったりとした情緒あふれる作品に仕上がっている。10代~20代の感性では古めかしく感じられるだろうが、往年の映画ファンには楽しい作品だ。また京極堂になりきった堤真一の演技も素晴らしい。(横森文)