進化の目撃者

http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/105/23/7899
Historical contingency and the evolution of a key innovation in an experimental population of Escherichia coli.
Zachary D. Blount, Christina Z. Borland, and Richard E. Lenski
PNAS June 10, 2008 vol. 105 no. 23 7899-7906

これすごい論文なんじゃないだろうか？後で読もう。

とりあえずぱっと見

実験期間20年。
大腸菌がクエン酸塩を代謝する形質(Cit+)を獲得した(31500世代目)のを観察した。
この進化は初代から数えて20000世代以降の大腸菌なら同じように起き得ることを確認。
というわけで20000世代あたりで後にCit+を進化するのに必要な変化が起きていたらしい。

日本語の解説はココが詳しい。
http://transact.seesaa.net/article/100181426.html