ペットボトル、微生物が分解

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050329/eve_____sya_____000.shtml

研究チームは、ペットボトルが捨てられたごみ捨て場にPETを餌にする微生物がいるのではないかと推測。土壌から採った枯草菌や根粒菌など一群の微生物をPETの薄片以外に栄養分のない状態に置くと、薄片を覆うように増殖、約二カ月でほぼ完全に分解した。

 特にPETを分解する能力の高い六種類を選んで役割を解析。膜を作り、ほかの微生物が活動する足場を作る役や、大まかに分解する役、細かく分解する役などがあり、分解はこうした“チームワーク”のたまものだったことが分かった。