ハコの中の失楽
竹本健治。再読。途中囲碁のシーンが出てきたので。囲碁についてメモ。
源氏物語の44竹河第3章第2段には
あはれとて 手を許せかし いきしにを
君にまかする 我が身とならばという和歌がある
「かわいそうだと思って、姫君をわたしに許してください。この先の生死はあなた次第のわが身と思われるならば」という意味で、囲碁の死活の生き死にとかけている。
戦国時代末期、京都・寂光寺の塔頭(たっちゅう)本因坊(ほんいんぼう)にすんだ日海という僧が織田信長の知遇をえた。
1582年(天正10)6月1日の本能寺の変の前夜、24歳の日海が6歳下の鹿塩利賢(かしおりけん)と信長の前で前対局をして 3劫無勝負(劫が3つでき、劫を譲ってしまうと大石をとられてしまうので譲れない。だから無勝負とした)となったという有名な伝説がある。三劫は不吉な出来事の前兆とされ、実際翌日本能寺の変がおきた。
http://homepage1.nifty.com/Ike/katsunari/index.html
Cで書く囲碁プログラム。面白い。
三劫についてメモ。
多分一番最近の三劫
http://www.sankei.co.jp/edit/igo/html/meijin/981016.html